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小型犬だからと、侮るなかれ
(LedyX/shutterstock)
カラダが小さい小型犬でも、本気を出した時のアゴの力は凄まじいもの。
おもちゃの“同じ箇所”を噛みつづけたり、テンションが上がって引っ張ったときは瞬時に壊れてしまうこともあります。
中でも気をつけたいのが、目や鼻がボタンなどで作られた、ぬいぐるみタイプのおもちゃ。
犬たちは噛みごたえのあるものが大好きですから、目や鼻などプラスチックで作られた部分を噛みつづけ、おもちゃが破壊…。
そして興味本位で口に入れてしまい、誤飲に繋がる事故が起こってしまうのです。
口が大きな子は、小さなぬいぐるみを丸ごと飲み込んでしまうこともあります。
「愛犬の体調がおかしい…」と獣医師のところへ行くと、レントゲンにおもちゃが3つも写っていた! という話しも聞いたことがあります。
それだけおもちゃ選びは大切なのです。
大きくて頑丈、シンプルなデザインを選ぶとグッド
(alexei_tm/shutterstock)
おもちゃを選ぶときは、できる限りシンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
可愛いぬいぐるみタイプは、どうしても顔を作ったり飾りをつけたり…壊れやすい作りになっているものが多いです。
さらにリーズナブルな場合は縫い目も弱く、簡単に中の綿が出てきてしまう…なんてことも。
おもちゃはロープやデンタルタイプなど、シンプルなものを選ぶと良いと思います。
またボールタイプの場合は、“愛犬の口よりも大きいもの”を選ぶようにしてください。
小さなボールを飲み込んでしまう事故も多発していますので、注意が必要です。
それから、作りが頑丈であることも大切なポイントです。
ぬい目をチェックしたり、簡単に噛み壊せないものかをオーナーさんが事前にチェックすることを忘れずに。
必ずオーナーさんがいる場所で遊ばせよう
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どんなに頑丈なおもちゃでも、愛犬がひとりぼっちの時はおもちゃを与えないようにしましょう。
犬たちは、ひとりになった時にどのような行動をするかわかりません。
ストレスが溜まっている場合、一日中おもちゃを噛みつづけて壊してしまう…なんてことも。
また、万が一誤飲をしてしまった場合、すぐに助けることができないことも忘れてはいけません。
この世に100%大丈夫なものなどない、そう心に留めておくことも大切な考え方です。
誤飲は家族の力で予防できますから、おもちゃ選びを慎重にしつつ、必ずオーナーさんがいる前で遊ばせるようにしましょうね。