目次
自然の力がくれるもの。「レメディ」とは?
(marilyn barbone/shutterstock_)
レメディーとは、野生の花や植物を煮沸したり、太陽をあてることで作られます。
自然の力だけを使ったレメディは、とてもシンプルでナチュラルな療法。
現在では、原液を直接「舌」に数滴垂らして使うものや、カラダに塗るためのクリーム、スプレータイプなどが出ています。
特にメジャーなのは、1930年代にイギリスの著名な医師が開発した「バッチフラワー レスキューレメディ」。
(出典:Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B000TCFU0O/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_yiRkFbVS9CXBA)
もともと不安や緊張を感じやすい人間のために開発されましたが、近年ではペットに使われる機会も増えてきました。
愛犬が不安がっている、怒りっぽい時に
(Paul's Lady/shutterstock)
香りや音にも敏感な犬たち。雷や花火といった大きな音に驚いてパニックを起こすことも。
そんなとき、レスキューレメディを数滴(1回あたり4滴程度)飲ませてあげると役立つといわれています。
また、病院前で不安になっているときや、ストレスが溜まって怒りっぽくなっているときなどにも効果が期待できるそうです。
できればパニックを起こした後ではなく、雷が鳴りそうな天気の日や、病院へ行く前など「事前に」飲ませておくと良いでしょう。
レスキューレメディを嫌がって飲んでくれないときは、皮膚の薄い耳の内側などに塗ってあげてもOK。
依存性がないので、必要なときに応じて何回でも与えられるのもレスキューレメディの良いところです。
2020年は、愛犬にも環境変化が大きな年
(Ivan Zelenin/shutterstock)
2020年の今年は新型コロナウイルスにより、自宅で仕事をするリモートワークが主流になっています。
愛犬と過ごす時間が増えたことはこの上ない喜びですが、それゆえ気をつけなければならないことも。
リモートワークがつづいている状況は、愛犬にとって「飼い主がずっと一緒にいてくれる」という認識です。
もしあなたが再び出社をすることになったら、愛犬は「飼い主がいなくなってしまった…」と不安を抱いてしまうこともあるでしょう。
当たり前が急に変化したとき、それは愛犬のストレスにつながり分離不安を招きかねません。
日ごろから留守番の時間をつくったり、知育おもちゃを与えるといった心遣いが不可欠になります。
レスキューレメディなどを活用するのも、ひとつの手ではないでしょうか。
日本ではまだまだ浸透していないレスキューレメディですが、誕生したイギリスではドラッグストアや空港などにも売られているそうです。
もちろん個体差はあると思いますが、まずは飼い主さんご自身が信頼して、チャレンジしてみることも大切だと思います。
お薬や漢方とも異なる要素として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。