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日本の戸建ては「2階建て以上」が多いから…
(Nadya Buyanowa/shutterstock_)
欧米などに比べて土地が狭い日本では、戸建てを建てるとき「2階建て以上」になるケースが多いですよね。
憧れのマイホームも完成したことだし、いよいよ犬を迎えよう!
そんなとき事前に決めておきたいのが、愛犬に階段を上らせてもOKかNGなのか。
犬種によっては階段の上り下りによって足腰に負荷がかかり、関節を傷めたりヘルニアを患うこともあります。
たとえば、足の短いダックスフンドやウェルシュコーギー、生まれつき身体が個性的なフレンチブルドッグなどが挙げられます。
まずは迎える犬種の特性をしっかり把握し、家族の方針を固めておくことも大切です。
もし階段の上り下りをNGにするのなら、勝手に行ってしまわないようにゲートを置いておくなど工夫すると良いでしょう。
階段の上り下りを教えるなら、少しずつ丁寧に!
(Kseniya Resphoto/shutterstock)
階段の上り下りはカラダが大きな大型犬などには良い足腰の運動になる場合もありますし、自宅の構造によっては上り下りを良しとした方がいいケースもあるでしょう。
もし愛犬に階段の上り下りを教えるのなら、決して無理をさせないことが重要です。
まずは一段。それを怖がらずに乗り越えることができたら、二段三段と少しずつ増やすとグッド。
このとき上手に上り下りができた場合は、報酬としておやつをあげるのも良いでしょう。
また、犬たちは褒められることが大好き。
クリアできた場合は、大きく高らかな声でたっぷりと褒めてあげましょう。
海外の「階段動画」が参考になる!?
(Przemek Iciak/shutterstock)
日本人に比べてリアクションが大きな海外の人々。
YouTubeなどの動画共有サービスには、愛犬に階段の上り下りを教える動画がたくさん投稿されています。
「段階的に教える/成功したらしっかり褒める」など、参考になるシーンがたくさんありますよ。
見本はパパ!犬はリーダーを見て育つ
群れで育つ犬たちは、リーダーの真似をすることで成長していきます。
こちらのご家庭では、パパさんがリーダー役となり、子犬と一緒に階段を下りる練習中。
励ましの声をかけながら、「こうするんだよ」とパパさんが身を以て教えてあげています。
階段を下りた先にはママさんが待機し、しっかり褒めることも忘れていません。
https://youtu.be/7758TuZAzoE
最後の最後で…惜しい!
こちらのビーグルの子犬は、階段の下り方を習得中。
パパさんは常に大きな声で励ましつづけているようです。
ちょっぴりスパルタだったようで、途中階段をダッシュで上って逃げてしまうシーンも。
再び練習を開始するものの、最後は階段の途中でオシッコをしてしまいました。
それでも叱らずに励ましてあげる姿勢は見習いたいですね。
https://youtu.be/XJniMF9pUoQ
おわりに
(allian/shutterstock)
愛犬を迎えるときは、「どこまでトレーニングさせるか」を話し合うのも大切なこと。
そのためには、これから迎える犬種の特性を理解しておかなければなりません。
近年では、YouTubeなどにもたくさんのトレーニング動画が投稿されていますから、“家族の方針”に合わせて動画を参考にしてみるのも良いと思います。
階段の上り下りについても、ぜひ参考にされてみてくださいね。