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留守番カメラ「Furbo」について
(出典:Furbo)
近年では様々な留守番カメラが普及しています。今回は、中でも特徴的な機能を持つ「Furbo(ファーボ)」を例にご紹介したいと思います。
Furboには、主にこのような機能がついています。
・留守番の様子を確認できるカメラ
・遠隔操作でおやつが飛び出る
・遠隔でオーナーの声を届けられる
・愛犬が吠えると「吠えています」というアラートメールが届く
これを踏まえた上で、Furboを使ってどんなことができるのかをお話します。
愛犬との絆を深めるためにどんな使い方をすれば良いか
(eva_blanco/shutterstock)
[1]留守中の愛犬の状態を知ることから始めよう
日本は留守番の長いお家が多い割に、まだまだドッグカメラの普及率が低いです。
留守中の愛犬の様子を、見たことはありますか?
留守番が8時間を超えてしまうお家は、第一ステップとして留守番している犬の様子を知ることが、犬との絆を深める第一歩です。
「うちの子は、留守番中ずっと寝ているから大丈夫」という方がいますが、本当に寝ているでしょうか?
まずは愛犬の留守番中の様子を知ることから始めましょう。
[2]「おやつを遠隔であげる機能」「オーナーの声を届ける機能」で愛犬の留守番を楽しいものにする
(Sundays Photography/shutterstock)
オーナーさんの最大の役目は、愛犬が毎日楽しく過ごせるような仕組みを作り続けること。
ただただ、何もないところでお留守番をしていたら、愛犬は何をすることも出来ずに、暇で心が沈んでしまいます。
暇な留守番は、愛犬にとってもオーナーにとっても、良くありません。
例えば留守中に「おやつを遠隔であげる機能」を使って一緒に遊んでみるのはどうでしょう。
犬と人は一緒に遊ぶことで絆が深まります。
例えば、「オーナーの声を届ける機能」と「おやつを遠隔であげる機能」を合わせて使います。
愛犬の名前を呼んでから、おやつを出すという、簡単なゲームが出来ます。オーナーも愛犬もとても楽しいです。
上手になってきたら、オーナーの声で遠隔でオスワリのような芸をしてもらってから、おやつを出すようにしてもGood。
声とおやつを使ったゲームタイムで、わくわくする留守番を提供することが出来ます。
[3]「吠えていますアラートがメールで来る機能」により、愛犬の吠え対策ができる
(leungchopan/shutterstock)
留守中の愛犬の吠えを、知らないまま過ごしているオーナーさんがとても多いです。
オーナーさんが家にいるときにはとても静かな愛犬だったことで、留守中に吠えていることに気づけず、近隣からの苦情で初めて愛犬が吠えていたことに気が付いたという方も少なくありません。
愛犬が吠えている場合、何かしら吠えるきっかけがあるはずです。例えばチャイムの音だったり、窓の外に見えた犬や鳥だったり。
「吠えていますアラート」で、吠えている時間帯がわかれば、吠えている原因に合わせた対処が出来ます。
例えば、小学生の登下校の時間と、吠えていますアラートの時刻が近ければ、窓から見える小学生に吠えている可能性が高いですよね。
その場合は、カーテンを閉めて見えないようにしておくなどの対処で、愛犬のストレスを軽減してあげられます。
[4]飼い主さんが出かけるときに、ワンちゃんを悲しがらせず、おやつに夢中にできる
(Paul's Lad/shutterstock)
みなさんとても後ろ髪をひかれるのが、朝の「行ってきます」の時間。
仕事には行かないといけないけれど、玄関までくっついてくる愛犬が不憫で…。
そんなときには、「おやつを遠隔であげる機能」を使ってみるのはどうでしょう。出かける3分前くらいから、時々おやつを出してみます。
Furboで楽しみ始めたら、気づかれないようにそっと家を出ます。
「Furboに気を取られているうちに、飼い主さんがいつの間にかいない気がするけれど、おやつが美味しいからFurboのところにいようっと!」と愛犬が夢中になってくれたらGoodです。
出かけてからも3分ほどは、おやつを出してあげてくださいね。
出かけるときに毎回悲しい思いをさせるより、楽しい気持ちでいてくれた方がハッピーですよね。
[5]帰宅時に吠える子のトレーニングツールになる
(Julia Zavalishina/shutterstock)
オーナーの帰宅時、鍵や扉を開けたり家に入るとワンワン吠えてしまう。夜だから近所に迷惑で困っている…という声をよく聞きます。
そこで、「カメラ」と「おやつを遠隔であげる機能」でトレーニングをしてみましょう!
帰宅する1分前から、何回もFurboでおやつを出します。
「カメラ」で愛犬がオヤツで楽しんでいることを確認してから家に入ります。
家に入るときと入ってからは、もっと頻繁におやつを出します。これを繰り返しましょう。
始めは帰宅時に吠えてしまいますが、「オーナーが帰ってくる=おやつがたくさんもらえる」と覚え始めると、吠えるよりも、Furboの前でおやつを待つようになります。
ポイントは、吠えるより、食べたいと思えるような美味しいおやつをFurboに入れておくこと。
そして、帰宅する時にとにかく沢山おやつを出してあげることです。
これらの機能は、留守番にどんな効果をもたらすか
(Liga Petersone/shutterstock)
今まで留守番の愛犬に対して、カメラで様子を見ることはできても、何かをやってあげることはできませんでした。
仕事に行かないといけない、外出しないといけない、でも、愛犬のことをもっと大切にしてあげたい…。
そんな気持ちを満たすツールの選択肢が増えたことはとてもありがたいことです。
留守中の愛犬の様子を見ることでオーナーの心境は「愛犬は寝てるみたいだし、帰るのが遅くなっても大丈夫!」と思うよりも、「早く愛犬に会いたいから、早めに帰れるように仕事を頑張ろう!」という方が多いと聞きます。
また、外出先でも、おやつなどの機能によって愛犬に少しでも何かしてあげられる安心感が、オーナーさん側のストレス軽減にもなります。
どうせ同じ時間留守にするならば、愛犬が楽しく過ごしてくれた方がいいですし、オーナーも心配でやきもきするより安心できた方がいいはずです。
お留守番カメラを使ってみた皆さんが、これからいろいろな役に立つアイデアを発見し、発信してくれることでしょう。
またこの先、さらに高性能なカメラも誕生することと思います。
お留守番カメラによって、ワンちゃんたちのお留守番がどのように進化していくのか楽しみですね。